#001 岩室温泉KOKAJIYA2F「室礼―シツライ―」企画・運営

三百余年の歴史のある新潟県新潟市西蒲区岩室温泉。古くからある民家の二階を改装し、先人・先祖の紡いだ文化、生活を取り巻く自然、訪れた人々・モノー様々なものを「客人(マレビト)」として捉え、それらを「迎え」「もてなし」「送る」ことで広く縁を紡ぐ為のプロジェクトを進行しています。

室礼
 
企画:桾沢厚子 空間構成:桾沢和典

 

#002 フリーペーパー「ひとひら」 取材・編集・発行

そこにある歴史、地理、風俗など生活の基層に触れて行く為の取材・インタビュー・対談をまとめる為のフリーペーパー。取材・発行の継続を通して、特定の地域に限らず類似の興味層を含めた様々な人と縁を繋ぐことを目的とした企画。不定期発行。

ひとひら
 
vol.00(準備号) KOKAJIYA 小鍛冶屋
vol.01 HASAGI 稲架木
vol.02 KAKUMIHAMA 角海浜
vol.03 IRORI 囲炉裏
vol.04 ATOTSUGI 跡継

企画・取材・編集 桾沢厚子、桾沢和典
表紙写真 tango

 

#003『阿賀に生きる』16mmフィルム上映会+『いろり座談会』 企画・運営
『角海浜物語』×『阿賀に生きる』—自分を含めた世界の出来事—

なぜこんな素晴らしい写真・映画が撮れたのだろう、なぜそうやって生活の映像を残そうとしたのか。
過疎に人は去り、原発建設予定地となりながら全国初の住民投票によって建設中止の決定が下された「角海浜」。
生活をそこにある山や川と共にし、傍目には不便な暮らしを「これでいい」と続けた「阿賀」の人々。
この海の村(角海浜)と川筋の村(阿賀)には少なからず共通点があり、またそれぞれの村に関わった人々のあいだにも、
そこに惹きつけられた共通した理由があるのではないか、それは何なのだろうという問いから、この座談会+上映会を企画しました。
その問いは今の時代に不可欠な答えに繋がっていると思うのです。

いろり座談会
いろり座談会2
 
企画・コーディネート・司会 桾沢厚子
会場構成・会場撮影 桾沢和典
写真提供 斉藤文夫 村井勇(アトリエラボン 阿賀に生きる製作委員会) 
協力 斉藤文夫 NPO法人旧庄屋佐藤家保存会 阿賀に生きる製作委員会 NPO法人いわむろや 灯りの食邸KOKAJIYA 山倉あゆみ(foodrop)

 

#004 注連縄・玉〆注文販売 委託販売
前年に取っておいた種籾をまき、稲(藁)を育て、飾りの大黒米の生産から材料となる藁の下ごしらえから、藁細工の制作・仕上げまですべてを一貫して生産している山際辰夫さんの注連縄・玉〆を販売。山際さんはこれが「生き甲斐」だと言います。
しめなわ
 
注連縄・玉〆づくり 山際辰夫
担当 桾沢厚子

 
#005 陶芸家吉田明氏うつわ販売 委託販売
十代の若きより陶芸に励み、朝鮮古陶・古窯を研究しながら「その場所の土」にこだわり、独自のスタイルで「やきもの」の初源を見つめてきた吉田明氏。大地の芸術祭への参加を機に東京より十日町に窯を移し、陶土、釉石を見出し「妻有焼」を生み出しました。近年惜しくも急逝なさいましたが、技術を追及しながらも、自分の表現でなく、あくまで土を聴き、土に表現させる吉田さんの心持ちが表れている作品群には気づかされることが沢山あります。小鍛冶屋2F室礼にて取扱い。(一部1階のケースにて販売)
うつわ
 
作品 吉田明
協力 吉田文子(吉田明作品館) 
担当 桾沢和典

 

#006 土着ワークショップ 企画・運営

かつて当たり前に行われていた生活の技術をゆるやかに継承することと、今後の土着的行為に繋がるような種(=基礎技術)を撒くことを目的とするワークショップを開催。
干し柿
うめしごと
藁細工
 

DWS-01 藁細工 流し雛
DWS-02 藁細工 カマダイ
DWS-03 うめしごと01 青梅シロップ&梅味噌づくり
DWS-04 うめしごと02 梅干し&梅酢漬け
DWS-05 干し柿
DWS-06 竹細工

企画・運営 桾沢厚子 企画補助 桾沢和典

協力 灯りの食邸KOKAJIYA NPO法人いわむろや 山倉あゆみ(foodrop)

 

#007 灯りの食邸KOKAJIYA展 紡がれてゆくレシピ 展示企画・構成・制作

一周年を迎えた「灯りの食邸KOKAJIYA」周辺の活動を広く紹介する為の展示企画。大きな主体が行う活動に対して、それぞれの個人が各々の目的にしたがった活動が交錯する地点が「小鍛冶屋」となっていたことを多くの写真を用いて紹介。会場(新潟三越七階)にその場の雰囲気を持ち込めるよう、展示は古民家「小鍛冶屋」に残されていた物で構成。

 

展示・企画構成 bricole(桾沢和典 桾沢厚子)

主催 DAIDOCO